年イチの恒例年末更新。皆さん如何お過ごしでしょうか。
今年も残り1日ちょっとになりましたね。
昨年からちょっとずつ制作活動やなんかを再開し、おかげさまで外部依頼でお手伝いさせていただく機会も少しずつ増えてきて嬉しみの1年となりました。
ちょっとだけ、個人的な振り返りやお礼などなど書かせていただきます。
ー 朗読ライブ。
自分にとって今年一番のイベントは、何と言っても7月に公演した朗読ライブ「Reading Alliance Vol.1」。
舞台で何かやりたいっていうのはけっこう前から言ってはいましたが、当初まさか自分が主催としてやるとは思ってもいませんでした。正直今でもあまり実感がありません。笑 ほんと、企画段階からイメージしていたことを殆どそのまま実現できたような感じで、いろんな意味で夢のような時間でした。
イベントについてのことは幸橋さんのブログ「ボイドラの人」の取材記事で色々語らせていただいたので、そちらをご覧いただければ幸いです。
ツイートやアンケートを拝見した感じでは来場いただいたみなさんにも楽しんでいただけたようだったので、やってみてよかったなと心底思えたイベントでした。
これもひとえに、企画段階からがっつりサポートしてくださった碧空プラネタリウムの水蜜さん、Spiral Spiritのえるるさん、当日お手伝いしてくださったスタッフの皆さん、稽古1回という突貫公演なのにものすごい集中力で演技を仕上げてくださった役者陣の皆さん、そして応援・来場いただいた観客のみなさんの力あってこそだったと思っています。改めて、本当にありがとうございました。
ところでVol.2は…?と気にしてくださっている方もいらっしゃるかもしれませんが。
実は企画書自体はもう出来ていて、やりたい場所も決まっています。あとは自分の踏ん切りだけなので、生暖かく見守っていただくか、近しい方で直接会ったり話すことがある人はケツを叩いていただければ動き出す(かもしれません)ので、ゆるりとご期待くださいませ。。。
出たい!とか、あの人出たがってた!とか、この人の作品上演してほしい!とかこっそり教えてくれたらめっちゃ参考にさせていただきますので是非教えてください!!
- 音声ドラマ。
今年は自分とこの音声作品は制作しませんでしたが、振り返ってみると編集自体はけっこうやってたなぁ…という感じ。
「男だけで朗読やろうぜ!」というどこかの飲みの席での話から始まったという噂(自分はいなかったので真相は謎)のもと、蓋を開けてみたらめっちゃ豪華なメンバーでの作品となったWeb企画「quatre noir [カトル・ノアール] 」。水蜜さん脚本のお話を編集させていただくのは碧空プラネタリウムの「紅蓮の花」以来なのでなんと6年ぶり! その他のメンバーの皆さんもよく顔を合わせてはいるものの実は弄らせていただくのが初めてだったりすごく久しぶりだったりで、個人的にもすごく新鮮で楽しく制作ができた作品でした。
男性だけの朗読っていっても、エコテで普段やっている女性演者の朗読とそんなには違わないだろう…と最初は思っていました。
実際やってみると全く別ジャンルかよっていうくらい違いました。
音の質感もそうだし、間の感覚もちょっと違うし…よくわからないけど全然違う!という感じで、けっこう悩みながら作ってました。やっぱりソロの朗読形式って奥が深い…。
この辺については後日、とあるところでコメントが出る予定なので、ぜひそちらも読んでみていただけたら嬉しいです。
その他にも、「エンドロンド」で出演いただいた開道さんのサークル「0番地書店」さんの作品で、久しぶりにCD1枚の長尺ドラマを編集させていただきました。
期間的な事情もあって手癖全開の超突貫編集になってしまったのが自分的には少し悔しいのですが、普段やらない弄り方をしてみたり、効果音でけっこうトリッキーな合わせ方をしてみたりでかなり遊ばせていただきました。0番地書店さんの作品は「聴く文庫本」という感じで、確かな脚本と演者さんによる安定感バツグンの地盤があってすごく聴きやすいので、触れたことのない方はぜひ試聴してみてくださいませ。
あとドラマではありませんが、毎度お世話になっている高橋そらさんの幼馴染ユニット「Harmonie(アルモニ)」のCD 『おわりねがうほしうた』 のCM音源も編集させていただきました。こういう短尺CMとかダイジェストCMって作るの大好きなのでめちゃめちゃ楽しかったです。CD自体もお二人の張りのあるカッコイイ歌声を堪能できますのでおすすめですよ!
ー 音楽のお手伝い。
昨年に引き続き、 priere*/*baletta の如月梢さんや denpa*etude のほのかさん関連作品のボーカル録音、マスタリング等に関わらせていただきました。
梢さんのCDには去年あたりから関わらせていただいてますが、毎回「ほんとに自分がやっていいんですか…!?」っていう豪華なメンバーさんととんでもない良曲揃いで、クレジットに自分の名前を掲載していただいているのがほんと信じられないくらいで…。ご依頼いただくたびに自分の腕試し的な感じで気合いが入るので、今年もすごく良い経験を積ませていただきました。
一時期は「もう編集とか技術的なことは程々でいいからもうちょい執筆力を向上したい」とかほざいていた自分ですが、梢さん関連の作品に関わらせていただいたことで音を弄ることへの興味が戻ってきたどころか以前よりも強くなってきた感じで、本当に感謝しかありません。あとはちゃんと実力が伴うよう頑張らないと…。
ほのかさんのボーカル録音で関わらせていただいた「Parallel Honey2」は前作の大ファンだったので、今回片隅にでも関われたことがめちゃ嬉しかったです。ほのかさんソロの「Your Fairytale」、正統派ギャルゲソング感の心地よさとらいねさん歌詞の優しく力強いフレーズが散りばめられた世界が最高な名曲なのでぜひ聴いてみてくださいね。
他にも、クレジットされていない作品で幾つかボーカル録音やミックスで参加させていただいたりしています。お知り合いの方やTwitter等で交流のある方ならボーカル録音や歌ってみたのボーカルミックス、マスタリング等々のご依頼大歓迎なので、作品の規模や作業の大小に関わらず軽率に声かけてくださいね。
ー こんなこともやらせていただきました。
ひっそりWorksには掲載しておりましたが、以前からお世話になっているこだまプロダクション様の一時スタッフとして、VisualArt’s/Key様の最新作『Summer Pockets』 の一部効果音制作に関わらせていただきました。
まさか自分の人生を完全に変えたリスペクトメーカーkey様の作品で、自分がやらせていただいた音が本編でもけっこうガンガン流れているっていうことに感動して、ちょっと涙出そうになりました…本編も最高! 往年のkeyファンの方は特に「これぞ!!」っていう感じでガッツポーズできること間違いなしなので、しばらく離れていたっていう方にも是非プレイしてほしいです。
今年からちょこちょこ商業の効果音系のご依頼をいただくようになっていて、来年は自分でも素材配布とかやってみようかなーとか思っています。
本業の傍らなのでほんとチマチマとした活動ですが、そちらも何かお手伝いできそうなことがあれば是非ご相談いただけたら嬉しいです。
今年、なぜか自分ではあんまり活動できなかったな…っていう感覚だったのに、振り返ってみればおかげさまで色んな作品に関わらせていただいた1年でした。1本1本の密度が高すぎて時間が経つのが早かったのかな…。
今後また本業や生活の状況などで浮き沈みすることはあるかもしれませんが、機材まわりもがっつり増強してもっといい感じの音を録ったり出せるようにがんばっていきますので、来年もよろしくお願いします。
年末年始、寒波到来でちょっと荒れ模様の新年になりそうですが、皆さん体調など崩されないよう十分にお気をつけくださいね。
改めて、2018年関わってくださった皆様、聴いてくださったリスナーの皆様、本当にありがとうございました。2019年もどうぞよろしくお願いします。
良いお年を!